「優秀な人材を確保したい」
「正社員を雇うのとフリーランスに外注するのどっちがいいの?」
企業の採用に携わったことのある方なら、このように思ったことはありませんか。
優秀な人材を求めているのであれば、フリーランスを活用するのが効率的でおすすめです。
この記事では、優秀な人材とは、フリーランスがおすすめな理由、メリット、確保方法について解説しています。
契約で気をつけることやおすすめサービスもご紹介しているので、これからフリーランスの採用も視野に入れている企業の方は参考にしてみてください。
目次
優秀な人材とは
どんな業界や職種でも共通して言える優秀な人材とは、自社で活躍できる人材のことです。
知識やスキル、実績、思考力、行動力などが自社の望むレベルに達している人材であれば優秀と言えるでしょう。
依頼した以上の仕事をしてくれて、結果的に利益を上げてくれるような人材です。
ただし、細かい定義は会社によって異なるので、どんな人材が必要なのか現場と話し合うことも大切です。
足りない部署の業務で必要なスキルをもっている人が欲しい、実績がある人が欲しいなど、現場の意見を取り入れて採用担当者が定義するのがいいでしょう。
フリーランスがおすすめな理由
優秀な人材を効率よく活用したいのであれば、フリーランスから見つけるのがおすすめです。
現在の労働人口の減少に加えて、働き方改革やコロナ禍によるリモートワークの定着からフリーランス人口は増加しています。
自社で人件費や教育費などの膨大なコストと時間をかけて育成するよりも、即戦力となるフリーランスを採用することで、コストの削減や業務の効率化を実現できるのではないでしょうか。
近年ではフリーランスと簡単につながれるマッチングプラットフォームや、業界や職種に特化した求人サイトや人材紹介が増えてきているので、優秀な人材探しのハードルも年々下がっています。
企業でもフリーランスを活用する動きが上昇しており、即戦力となるフリーランスを探している企業は多いのです。
フリーランスの採用術についてはこちらの記事でも詳しく解説しているので、合わせてご覧ください↓
【フリーランスの採用術】最高効率で生産性を上げるための人材選び
フリーランスを採用するメリット3つ
では、フリーランスを採用した際の代表的なメリットを3つご紹介します。
前述した内容でもありますが、詳しく解説していきます。
- 即戦力を採用できる
- コストの削減できる
- フリーランスのノウハウを蓄積できる
即戦力を採用できる
フリーランスを採用する際のメリットとして一番に挙げられるのが、即戦力の採用ができることです。
フリーランスで働いている人材であれば豊富な知識や経験、スキルを武器に働いている人が多いでしょう。
また、お互いの合意があれば、一般的な社員と比べて採用から稼働までのスピードが早いことも魅力です。
コストの削減できる
フリーランスは正社員や契約社員などの雇用関係がないため、社会保険料や雇用保険などの支払い義務がありません。
あらかじめスキルを把握しての採用なので、教育コストや備品などに費用がかからないので、コストを削減できます。
フリーランスのノウハウを蓄積できる
フリーランスで活躍している人材なら、中には自社でも得られていない高い専門性をもった人材もいます。
また、さまざまな企業に携わっているフリーランスであれば、客観的なアドバイスがもらえたり、他社の成功事例などを共有してもらえるかもしれません。
フリーランスが培った知識や経験を社内にも共有してもらうことで、多額の費用をかけなくてもノウハウを蓄積できます。
優秀なフリーランスを確保する方法
では、優秀なフリーランスを確保するには具体的にどのような方法がよいのでしょうか。
企業とのマッチング度が高い以下3つの方法をご紹介します。
- リファラル採用
- マッチングサービスの利用
- SNS採用
リファラル採用
リファラル採用とは、社員に友人や知人を紹介してもらう手法です。
リファラル(referral)は「紹介」や「推薦」という意味があり、アメリカでは広く取り入れられており、日本でもベンチャー企業を中心に取り入れる企業が増えています。
社員に対して自社が求める人物像を伝えておくことで、理想的な人材を紹介してもらいやすくなります。
求人サイトなどの不特定多数から見つけるよりも、採用工程やマッチ度を考えても効率的に採用できるでしょう。
また、紹介者へのインセンティブの費用はかかりますが、自社採用のため採用コストが抑えられるのもポイントです。
マッチングサービスの利用
仕事を発注したい企業と仕事を受注したいフリーランスをマッチングさせるサービスのことです。
マッチングサービスには「クラウドソーシング型」と「エージェント型」があります。
クラウドソーシング型は一度に大量に募集ができる一方、条件に合わない人の応募も多く、採用する人を選ぶ時間やコストがかかることがあります。
エージェント型は、エージェントが要望に合った人材を紹介してくれるので、比較的自社に適したスキルをもっている人材が獲得できる一方、支払いの単価が高くなりやすいことが多いです。
効率的に、自社に合った優秀な人材を獲得したいのであれば、エージェント型がおすすめです。
費用はかかりますが、エージェントが紹介してくれるため採用時間を短縮でき、スキルや条件のギャップも起こりにくいですよ。
SNS採用
SNS採用とは、FacebookやTwitter、Instagram、YouTubeなどSNSを活用して行われる採用のことです。
最近では、フリーランスがSNSを通して活動の発信や仕事の募集をかけている姿も頻繁に見られるようになりました。
ユーザーのリアルな情報(スキルや経験、価値観など)が得られるため、採用後のミスマッチ防止につながります。
また、SNSは基本的に低コストもしくは無料でできるものが多いので、費用が抑えられるのも嬉しいポイントです。
フリーランスの人材募集の方法について、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてください↓(フリーランスの人材募集を成功させるには?おすすめの方法5選)
フリーランスとの契約で気をつけること
フリーランスを採用するにあたって、人材の質の見極めは重要です。
ここでは、採用に至るまでにどのようなことに気を付けておくべきなのかご紹介します。
実績やスキルの確認
たとえエージェントから紹介された人材だとしても、自社で活躍できそうな実績やスキルがあるのか、自分の目できちんと確認しておきましょう。
人それぞれ得意分野や専門領域も異なるので、面接段階でより細分化して求める人物なのかを見極めることが大切です。
業務内容・報酬の確認
業務範囲についてしっかりと明記して承諾を得ることで後々のトラブルを防げます。
契約書には、具体的な業務内容や報酬についての記載や確認は必ず行いましょう。
報酬に関しては、支払い方法や税金、振り込み手数料などについてもしっかりと明記しましょう。
また、着手金やキャンセル料、秘密保持や不可抗力が合った場合についても記載しておくことで、トラブルが起こったときでもスムーズに対処できます。
業務委託契約の注意点についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています↓(【フリーランス】業務委託との違い|契約の種類や締結時の注意を解説)
優秀な人材が欲しいならフリーランス
優秀な人ほど独立していることも多いので、即戦力が欲しい、自社に適した優秀な人材が欲しい、などであればフリーランスの活用を検討してみましょう。
採用については、慣れていないと時間がかかってしまい、採用工数を余計に増やしてしまったり、負担が大きくなったりしてしまうケースがあります。
そこでおすすめなのが、エージェント型マッチングサービスの活用です。
利用料はかかるものの、人材の提案、契約締結業務の代行、その他相談やサポートまでしてくれるので、わからないことがあれば担当者に相談しながら進められます。
自社の状況を把握して、コスト・効率・質のバランスを見極めて採用を行いましょう。
JOB DESIGNでは、ITや広告業界での実績のあるカウンセラーが丁寧にヒアリングしてくれるため、フリーランスを募集するのが初めてでも安心して進められます。
基本的にフルリモートなので全国からスキルの高い人材が集まり、すぐに戦力として活躍する人材の採用が可能です。
掲載料や登録料は無料なので、気になった方は覗いてみてください。