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SNSマーケティングとは?主な手法やメリット、企業の成功事例も紹介

マーケ・広告

現代のビジネスにおいて、企業がSNS運用をしっかりと行っているかどうかは、マーケティングを成功させるうえで重要なポイントです。

しかし、個人的にTwitterやInstagramを利用したことはあっても、マーケティングに活用する方法がわからない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、SNSマーケティングで用いられる各種プラットフォームの特徴、成功させるためのコツについて解説します。

SNSマーケティングとは

SNSマーケティングとは、マーケティング活動にSNSを活用する方法です。

TwitterやInstagramをはじめとするSNSの企業アカウントを作成して、認知拡大や広告の手段として運用します。

SNSは一度に多くのユーザーにリーチできるほか、One to Oneで顧客とつながりをつくるツールとしても注目されています。

ファンの獲得や自社のブランディングをはじめ、さまざまな展開ができるだけでなく、無料で運用できるプラットフォームが多く、コストを抑えられる点も魅力です。

SNSマーケティングが注目されている理由

近年、SNSマーケティングが注目されている理由は、ユーザーが情報を収集する方法としてSNSの活用が年々増えているためです。

ひと昔前までは、顧客の購買行動においてはGoogleやYahoo!などの検索エンジンで情報を収集して、商品やサービスの購入に至るケースが多数派でした。

そのため、検索結果画面において、上位表示を図るSEOによる集客が主流となっていました。

しかし、SNSの検索窓やハッシュタグによる検索行動が一般化するとともに、SNSによる集客が注目されています。

総務省の「令和3年通信利用動向調査の結果」によると、個人でSNSを利用している割合は約8割となっており、利用目的の1位が「知人とのコミュニケーション」、2位が「情報取集のため」です。

SNSマーケティングの主な手法

続いて、SNSマーケティングでよく用いられる手法について紹介します。

企業アカウントの運用

自社の公式アカウントを作成して運用を継続することで、企業やブランドを応援してくれるファンを獲得できます。

アカウント運用は、SNSマーケティングにおける基礎であり、有益な情報を継続的に発信することが重要です。

自社のニュースや魅力的な写真などを発信しつづけることによって、フォロワー数や登録者数が伸びると自社のブランド力も増していきます。

また、企業の公式アカウントが存在すると、ユーザーはSNSを通して企業と接点をもてることから安心や信頼にもつながるでしょう。

SNS広告の配信

SNS広告は、SNS上で商品やサービスの広告を配信する方法です。

ユーザーの特徴や興味に合わせて、ピンポイントに広告を提示することが可能です。

SNS上ではユーザーがさまざまな行動をとっており、地域・年齢・性別・興味のあるものなどの情報が蓄積されています。

そのため、プラットフォーム内に蓄積された情報をもとに、個々のユーザーに対して最適な広告を表示できる点は、SNS広告ならではのメリットです。

SNS上のキャンペーン

SNSでは、ユーザーが参加できるキャンペーンを開催して、短期間でフォロワーや登録者数を増やしたり、認知拡大をねらったりする施策も実施されています。

たとえば、公式アカウントへの「いいね」やフォローを条件とするプレゼント企画などはよく使われる手法です。

ほかにも、ハッシュタグをつけてユーザーどうしで動画を投稿しあうイベントなどがあります。

SNSキャンペーンを実施する際は、認知拡大やリード獲得などの目的に合わせて、おもしろい企画ができると効果が高まるでしょう。

インフルエンサーによる広告・宣伝

SNS上で影響力をもっているインフルエンサーを企業が起用し、商品やサービスの紹介につなげるマーケティング手法もあります。

たとえばファッションブランドでは、おしゃれなインスタグラマーに自社の服をSNS上で紹介してもらう施策などを実施しています。

企業による直接的な広告ではないため、ユーザーに受け入れられやすく、イメージ戦略としての効果も期待できるでしょう。

ソーシャルリスニング

ソーシャルリスニングとは、SNSなどソーシャルメディアからユーザーの声を集約して分析し、商品の開発やサービス改善に役立てるマーケティング手法です。

SNSの検索機能を利用して、商品やサービスを調べることによって、ユーザーのリアルな感想やニーズを把握できます。

ソーシャルリスニングの結果は、現状の分析、今後のマーケティング戦略の策定などに活用できます。

SNSマーケティングに用いられるプラットフォームの特徴

続いて、SNSマーケティングによく用いられるプラットフォームについて紹介します。

それぞれ特徴が異なるため、ターゲットとなる年代・商品・サービスに合わせてプラットフォームを選ぶことが重要です。

LINE

LINEは、国内トップシェアのコミュニケーションアプリです。

9000万人以上の利用者数がおり、年齢にかかわらず、幅広い世代が利用しています。

SNSマーケティングにおいては、公式アカウントを「友だち」として追加してもらい、トーク機能で直接ユーザーにリーチすることが可能です。

また、チャットボットのプログラムも実装されており、ユーザーとの会話の自動化、AIによる自動応答などにも対応できます。

LINEを使ったマーケティングは、いかに「友だち」追加してもらうかがカギです。

ほかのチャネルで友だち追加を呼びかけたり、友だち追加する特典を訴求したりする必要があります。

Twitter

Twitterは、短い文章(テキスト)や画像・動画を投稿できるプラットフォームです。

20代~40代のユーザーがメイン層となっており、世代別の利用率では20代がトップの約80%です。

特徴としては、リツイート機能による拡散力の高さ、リアルタイム投稿による情報の鮮度があげられます。

ただし、フォロワーが増えるまではユーザーに投稿が届きにくいため、マーケティングの成果を得られるようになるまでには時間がかかります。

Instagram

Instagramは、写真やショート動画を投稿するプラットフォームです。

利用者層は20代〜40代がメインになっています。

特徴としては、ブランド・ファッション・コスメ・旅行をはじめ、ビジュアルによって訴求できる商材との相性がよい点です。

また、ハッシュタグによるキーワード検索機能があるため、興味・関心の高いユーザーにピンポイントで情報を届けられます。

Facebook

Facebookは、Webサイトのようにさまざまな情報発信に活用できるプラットフォームです。

国内では30代〜40代のビジネスパーソンから支持が強く、実名登録制となっていることから信頼性が高い点が特徴です。

ビジネスや採用を目的として運用されるケースも多く、企業としての姿勢や活動などを投稿してブランディングにつなげることも可能です。

また、サービスの予約やクーポンの配布のほか、Facebook上でショップを運営できるシステムもあり、さまざまなビジネス展開が期待されています。

YouTube

YouTubeは、Googleが提供する動画投稿プラットフォームです。

動画配信市場では世界トップシェアとなっており、幅広い世代から支持されています。

長尺の動画でしっかりと訴求できるほか、トップYouTuberはインフルエンサーとしての影響力も非常に高い存在です。

そのため、うまく活用できれば集客や宣伝において強力なツールとなるでしょう。

一方、新規での参入障壁は高く、再生回数を上げたり、チャンネル登録者数を獲得したりするには戦略やノウハウが求められます。

TikTok

TikTokは、縦型のショート動画を投稿するプラットフォームです。

利用者層は10代〜20代が中心となっており、若い世代のユーザーがどんどん増えています。

ハイクオリティなショート動画が簡単に作成できる機能が実装されているうえ、レコメンド機能により新規参入者でも動画が見られやすいことから、参入ハードルは比較的低めといえます。

フォロワー以外のユーザーにもリーチしやすい点は、TikTokならではの特徴です。

SNSマーケティングのメリット

SNSマーケティングに取り組む際は、SNSのメリットを活かすことが重要です。

以下では、SNSマーケティングのメリットについて解説します。

拡散によって認知度を拡大できる

SNSの拡散機能を利用したり、インフルエンサーを起用したりすれば、商品やサービスの認知度を一気に拡大できます。

たとえば、Twitterでは多くのフォロワーを抱えるインフルエンサーにリツイートしてもらうと、一度に膨大な数のユーザーに対してリーチできます。

SNSによって拡散の方法や経路は異なりますが、いずれもほかのチャネルに比べて拡散力には長けているといえます。

顧客と双方向的なコミュニケーションができる

SNS上では、企業と顧客が双方向的なコミュニケーションをとれるため、身近な印象を与えるには効果的です。

さらに、ユーザー目線では商品やサービスについて疑問や悩みを質問したり、企業目線ではユーザーの正直な感想や評価を把握したりと、さまざまな用途に活用できるチャネルです。

また、SNS上におけるユーザーとのコミュニケーションの様子はオープンになっており、真摯に対応している企業として信頼感にもつながります。

企業のブランディングにつながる

SNSは、企業や商品のブランディングにも活用できます。

公式アカウントのフォロワー数が多ければ信頼度が高められるほか、SNSの投稿によってブランドイメージを醸成することも可能です。

また、SNSマーケティングにおいてはインフルエンサーを起用するケースが多くありますが、ブランドイメージに沿った人材を起用するのがポイントです。

SNSマーケティングのデメリット

SNSマーケティングには、メリットばかりでなく、デメリットも存在します。

以下では、SNSマーケティングのデメリットについて解説します。

アカウントや広告を運用する手間がかかる

SNSはアカウントの開設や運用にコストがかからない一方、運用には非常に手間がかかります。

とくに初期段階においては、フォロワーを集めたり、登録者数を増やしたりするには時間がかかります。

そのため、運用担当者のリソースが確保できないと、SNSマーケティングに取り組むのは難しいでしょう。

炎上のリスクがある

SNSの運用には、炎上リスクがつきまといます。

ポジティブなイメージの拡散を狙える一方、ネガティブな情報が広がってしまえば、SNSを中心に批判が巻き起こってしまう可能性もあります。

SNSにおける炎上の原因のうち、多くは社会的に不適切なコンテンツの投稿です。

運用担当者のリテラシーを高めるのはもちろん、投稿前には複数の担当者のチェックを通すなどの対策を講じておきましょう。

SNSマーケティングを成功させるコツ

次に、SNSマーケティングを成功させるための3つのコツについて紹介します。

自社に適したSNSプラットフォームを選択する

SNSプラットフォームにはさまざまなものがありますが、自社に適したものを選んで運用することが大切です。

SNSの運用は手間と時間がかかるため、あらゆるプラットフォームを運用することはおすすめできません。

一つに絞る必要はありませんが、あまり手広く展開しすぎないようにしましょう。

より多くのユーザーにリーチでき、有益な情報を届けるうえで、どのプラットフォームが適切かを検討すべきです。

SNSの特性を理解して運用する

SNSでは、それぞれのプラットフォームごとに、ユーザー層や機能などの特徴が異なります。

そのため、運用する際には、SNSの特徴をよく理解したうえで強みを活かすことが大切です。

たとえば、YouTubeでは検索キーワードやおすすめからの流入が主体となるため、概要欄やタイトルが重要になります。

一方、TwitterやInstagramではハッシュタグや広告などをうまく活用すべきです。

プラットフォームにおけるユーザーの傾向、文化の違いなどを意識するとよいでしょう。

SNSやフォロワーにマッチしたコンテンツを配信する

SNSは双方向的なコミュニケーションツールであるため、フォロワーや登録者の興味・関心に沿ったコンテンツを投稿していくようにしましょう。

企業が発信したいことを投稿するのではなく、ユーザーが求める情報を配信するのがポイントです。

具体的には、以下のような観点からコンテンツを検討するのがおすすめです。

  • どのようなコンテンツならユーザーの親しみや共感を得られるか
  • ユーザーが参加できる企画を展開できないか
  • ユーザーにとって有益な情報とはどのようかものか

SNSマーケティングの成功事例

最後に、実際にSNSマーケティングを成功させた企業の取り組みについて紹介します。

プラットフォーム選びや戦略策定の検討にあたって参考にしてみましょう。

【インテリア】ル・クルーゼ

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引用元:https://www.lecreuset.co.jp/

フランスで誕生したキッチンウェアブランドのル・クルーゼは、InstagramでSNSマーケティングを成功させています。

2023年2月現在のフォロワー数は7.6万人、投稿数は約1,600件です。

画像やショート動画を通して、食器デザインのおしゃれさを訴求しています。

Instagramの特徴でもある「インスタ映え」を意識した投稿がされており、思わず購入したくなるしかけづくりを徹底しています。

【アパレル】ユニクロ

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引用元:https://www.uniqlo.com/jp/ja/

アパレルブランドであるユニクロは、InstagramでSNSマーケティングを行っています。

2023年2月現在のフォロワー数は76万人、投稿数は683件です。

Instagramはファッションとの親和性が高く、おしゃれなコーデ写真や動画が多数掲載されているため、ブランドイメージの向上につながっています。

また、Instagramの特徴の一つがタグ付け機能です。

Instagramのアカウントをもっている企業・ブランドに対しては、ユーザーが投稿のなかで自由にタグをつけて、どこの商品を着用しているかを示せます。

そのため、ユーザーが自然とユニクロの商品を拡散する仕組みを実現しています。

【エンタメ】LINEマンガ

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引用元:https://manga.line.me/

LINEマンガは、より多くのユーザーにアプリをインストールしてもらうことを目的として、YouTubeでSNSマーケティングを行いました。

電子コミックと動画の相性のよさを活かして、ショート動画でストーリーの一部を見せています。

思わず続きが気になるようなストーリーを選んでおり、続きを読むにはLINEマンガのインストールが必要となる仕組みです。

【食品】グリコ

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引用元:https://www.glico.com/jp/

大手お菓子メーカーのグリコは、TikTokでSNSマーケティングを行っています。

ポッキー&プリッツの記念日である11月11日に合わせてイベントを開催しました。

「#ポッキー何本分体操」というハッシュタグを用いたキャンペーンの実施、若者世代にウケのよいインフルエンサーの起用などを中心に、複数の施策を進めた結果、動画の拡散により認知度を向上させています。

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