フリーランスライターの平均年収は?年収UPや案件獲得の方法を解説
フリーランス
記事執筆を行うライターは在宅でも取り組めて、未経験でもはじめやすいといった理由から近年人気が高まってきています。
- Webライターとしてフリーランスになりました!
- ライター案件なら自分でも獲得できそう!
などライター業を軸にしてフリーランスになる方も多いです。また会社員の方も土日などスキマ時間を活用してライターをする方もいます。
完全にフリーランスとしてライターをする場合、気になるのはやはり「どれくらい稼げるのか?」「どうすればもっと稼げるのか?」ですよね。
本記事ではフリーライターの平均相場や案件獲得、年収UPのコツまでを解説します。
結論、今からフリーランスライターとして年収をあげて行く場合、企業と直接繋がれるマッチングサービスを利用するのが取り組みやすい手段です!
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フリーライターの年収相場「400万円の壁」
フリーランス白書2023によると、Webライターが含まれる「クリエイティブ・Web・フォト系」は400万円未満が約52%という結果でした。
参考:フリーランス白書2023
フリーランス全体の年収についてボリュームゾーンが200万円〜400万円であることを考えると、ライターは飛び抜けてよい業界というわけではありませんが、悪くないともいえるでしょう。
フリーランスの平均年収はいくら?職種別の目安、高収入を目指すコツを紹介
Webライターの場合は他の業務と兼ねて行っていたり、主婦がスキマ時間を活用して行っていたりする場合もあるため、そのまま個人の年収相場が400万円未満というわけではないです。
またフリーライターの3%ほどは年収1000万円を超えるという調査もあります。
ちなみにフリーランスではなく社員としてのライター平均年収は339万円で、平均時給は1,743円といったデータもあります。
参考:求人ボックス給料ナビ
フリーライターの報酬の決まり方
フリーライターの報酬は文字単価もしくは記事単価で決まります。
- 文字単価
- 記事単価
それぞれ解説します。
文字単価
Webライターは基本的には文字単価で報酬が決定します。
文字単価1円の場合、5000字の記事を執筆したら5000円といった具合です。個人差はありますが、1時間で500字〜1000字ほどを書くライターが多いため、文字単価1円であれば時給500円〜10000円、文字単価5円であれば2500円〜5000円といったような計算になります。
スキルと実績が積み上がるほど文字単価は上がっていきます。目安としては下記です。
- 1円未満:ライター初心者や未経験者でもOKなレベル
- 1円〜3円:基本的なWebライティングのスキルが求められるレベル
- 3円以上:SEOライティングができたり、専門的な内容が書けたりと高度なスキルを要するレベル
記事単価(原稿料)
文字数ではなく、「1記事◯◯円」など記事単価による報酬もあります。この場合、実際に足を運んで取材をした内容を原稿にまとめたり、商品やサービスを実際に経験して記事にしたりなど、情報収集に労力がかかる仕事が多いです。文字単価にすると高くなる傾向がありますが、情報収集に時間がかかるため、一概にどちらがよいとはいえません。
フリーライターでの年収を上げるコツ
ここからはフリーライターとして年収を上げていくためのコツを3つ紹介します。
- 実績をつくって単価UPを交渉する
- SEOやサイト分析などの専門性を高める
- クラウドソーシングから直接案件へ
それぞれについて解説します。
実績をつくって単価UPを交渉する
ライターでの収入をあげるためには、文字単価か記事単価をUPさせる必要があります。
文字単価1円から2円にUPすれば、仕事量は同じでも収入は2倍になります。執筆数をあげるのは時間的にどこかで無理がくるため間違った方法です。
しかし「単価をあげてください!」といったシンプルな交渉ははじめのうちは難しく、あなた自身にスキルがあることを証明するのが先です。
実績がない状態からであれば、作成した記事のポートフォリオをWebでつくっておくとよいです。
Webライターであれば、クラウドソーシングなどで受注した案件について記名をしてもらい、Webにアップされた記事のリンクを集めます。
ポートフォリオがあれば実績証明になり、ライバルに差をつけてクライアントと単価交渉がしやすくなります。
SEOやサイト分析などの専門性を高める
ライティングのみではなく、Webの記事まわりのことについてもスキルがあると収入UPしやすいです。
WebにコンテンツをUPして集客を図るためには、もちろん記事作成以外の工程があり、執筆以外の工程も受けもつことができるようになると収入UPに直結します。
たとえば、執筆のみを行うWebライターの経験を積みつつSEO(検索エンジン最適化)の専門性を高めることで、Webディレクターとしてさらに活躍して収入を増やすことができます。
ライターと相性のよいスキルをまとめます。興味のもてそうなものから取り組めばOKです。
スキル | 説明 |
キーワード選定 | ユーザーのニーズや検索クエリの傾向を分析し、それに基づいて最も効果的なキーワードを選択する作業です。キーワード選定の業務分報酬UPが期待できます。 |
WordPress | 無料で使えるオープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)。WordPressに記事入稿して装飾できるスキルがあると単価UPが見込めます。 |
Webデザイン(HTML・CSS) | WebページやWebサイトの外観・レイアウトを設計します。プログラミングの知識が必要ですが、業務幅がいっきに増えます。 |
ディレクション | Webディレクターは、メディア運用の成功に向けてリーダーシップの役割を果たします。サイトや競合を分析して戦略的にコンテンツを決定・作成・管理します。複数のWebライターやWebデザイナーとコミュニケーションを図って業務にあたりますが、Webライターの経験を活かしてディレクターに転身する人も多いです。もちろん収入はディレクターの方が高いです。 |
SEO(検索エンジン最適化) | 「Search Engine Optimization」の略称であり、ウェブサイトやウェブページを検索エンジンの検索結果で上位に表示させるための施策やテクニックのことです。SEOを意識したライティングや、アドバイスができると単価UPが見込めたり、コンサル業務を請け負えます。 |
専門性を高めるおすすめの方法は自分でブログ運営をしてみることです。
WordPressでサイトを作成して実際に自分の書きたいことを発信してみましょう。それだけでも下記のようなスキルが手に入ります。
- Google AnalyticsやGoogle Search Consoleの管理・分析
- WordPress操作
- SEO分析
- キーワード選定
ぜひブログ運営を経験してみてください!
クラウドソーシングから直接案件へ
フリーライターの多くは、はじめのうちはCrowdWorksやLancersなどのクラウドソーシングサイトを利用する人が多いでしょう。
しかし収入をあげるためには、どこかのタイミングでクラウドソーシングサイトを卒業して企業からの直接案件を請け負っていく必要があります。
クラウドソーシングサイトの案件は受注しやすいですが、ライバルが多く価格競争になり、結局は低単価案件しか残らないケースが多いです。
実は世の中のライティングの案件は9割が直接案件です。クラウドソーシングサイトはごくごく一部にしかすぎません。その一部の案件数に多くのライターが応募するので価格競争になります。
\企業から直接案件を受ける/
JOB DESIGNの詳細を見るまた企業側もクラウドソーシングサイトに投げた案件については、質より低コストを重視していることもあります。実際クラウドソーシングサイトの案件を見ると、ほとんどが文字単価1円以下。
直接案件であれば文字単価3円以上の企業がたくさんあります。そのためいかに直接案件を獲得していけるかが重要です。
フリーランスライターとして案件を獲得するには?
では実際に企業から直接案件を獲得する具体的な方法について3つ紹介します。
- 企業に営業をかける
- SNSで発信する
- 直接案件をもらえるマッチングサービスを利用する
それぞれについて解説します。
企業に営業をかける
企業のお問い合わせフォームに自分から連絡を入れて営業することで案件を獲得できることがあります。ただし企業も忙しいため、返事すらいただけないことが多いのは覚悟しましょう。10社に送って、1社でも返ってくればよい感覚でOKです。
コツとしては、転職サイトや求人サイトを見たうえで企業をねらうことです。どういった人材を募集しているか、ライター人材は必要そうかあたりが探れます。
また大手の求人サイトに登録してあるということは、企業に資金力がある証拠でもあり、案件をもらえたときは高単価が期待できます。
SNSで発信する
X(旧Twitter)やInstagramなどでライターであることを発信しつつ案件を募集する方法もあります。アイコンをそろえておくことで、クラウドソーシングサイトで取引した企業から声がかかることもあります。
Xであれば検索窓に「ライター 募集」と打ち込んで探すのもおすすめです。文字単価はそこまで高くありませんが、比較的かんたんに直接案件を受けることができます。ただしSNSは相手の正体がわからないこともあり、「無理な要求が続く。」「現金以外での支払を希望してきた。(Amazonギフトなど)」「納品したのに支払がなかった。」などのリスクがあるのは知っておきましょう。
直接案件をもらえるマッチングサービスを利用する
最もおすすめなのは企業とのつながりを作ってくれるマッチングサービスです。自分で営業をかけなくても案件や人材を探している企業を紹介してくれます。
直接案件なので高単価になりやすく、いっきに収入UPが期待できます。SNSなどと異なり業務委託契約を交わすので安心して取引ができます。
JOB DESIGNであれば収入をあげたいフリーランスの方にマッチする案件を豊富にそろえており、カウンセラーが丁寧にあなたのニーズを聞き取ってくれたうえであなたに合った企業を紹介してくれます。
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