【2024年版】Google広告全8種類の概要やメリット・デメリットを解説!
マーケ・広告
Web広告運用にも力を入れようとしてGoogle広告を試す人は多いです。
Google広告といえば、検索結果の上位に表示されている検索広告や、ページの端に画像で表示されるディスプレイ広告が有名ですよね。実はこれら以外にもあり、全8種類の広告があります。
本記事では8種類あるGoogle広告それぞれについて、概要やメリット・デメリットを解説します。自社商品やサービスに合う種類の広告が選択できると、より効率的な集客や認知拡大ができますよ。
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8種類のGoogle広告
Google広告をはじめようとすると、最初にキャンペーンタイプの選択画面になり、どの広告ではじめるべきなのか迷った方も多いでしょう。
2024年4月時点、Google広告には下記の8種類があります。
- 検索キャンペーン
- ディスプレイキャンペーン
- ショッピングキャンペーン
- 動画キャンペーン
- スマートアシストキャンペーン
- アプリキャンペーン
- デマンドジェネレーションキャンペーン
- P-MAXキャンペーン
それぞれについて解説します。
検索キャンペーン
検索キャンペーンは、Google広告の代表であり「Google広告」と聞くと、検索キャンペーンを想起する人が多いです。リスティング広告と呼ばれることもあります。
検索結果の上部や下部にテキスト型で表示される広告です。
ブラウザで特定のキーワードを検索したユーザーに対し、検索画面の目立つ位置に広告が配置されるようになっています。
能動的に検索行動をしたユーザーにアプローチできるので、顧客のターゲティングをしやすいメリットがあります。商品やサービスのコンバージョンをねらう場合は効果的です。
逆にキーワードを検索していないと、ユーザーに広告が届かないので、認知の拡大にはつながりにくく、顧客の新規開拓には向きません。
検索キャンペーンについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
【リスティング広告】メリット・デメリットを初心者向けに徹底解説
ディスプレイキャンペーン
Googleが所有するWebサイトやサービスに画像付きの広告を掲載するのがディスプレイ広告です。GoogleのWebページやGmailの広告欄などに写真付きの広告をよく見かけますよね。
画像や動画を用いるため視覚的にユーザーにアピールできます。Webサイトだけでなくアプリでも表示されるので、多くのユーザーに認知してもらいやすいです。
またディスプレイ広告もターゲティングができ、ユーザーどういったことに関心のあるのかや、属性(性別や居住地など)に合わせた設定ができます。
ただユーザーのニーズが高まっていない状態でも広告が掲載されるため、検索キャンペーンと比較するとコンバージョンはねらいにくいです。
ショッピングキャンペーン
ECサイトなどで物販をしている方におすすめなのがショッピングキャンペーンです。
Googleが提供するオンラインショップの管理ツール「Merchant Center」に登録された商品に基づき、関連度の高い検索があった際に広告が掲載されます。
ユーザーが検索したキーワードにあわせて、検索画面の「ショッピング枠」に広告が掲載されます。画像や価格も一緒に表示されるため、広告をクリックしていなくても視覚的にも訴求していけるのがメリットです。
商品を探しているユーザーに対してアプローチできるので、コンバージョンもねらいやすいです。
動画キャンペーン
YouTube広告と聞くとイメージしやすいのが動画キャンペーンです。
YouTube動画の冒頭や最後、途中に動画の広告を掲載します。またYouTubeで検索行動をした際にも検索結果に掲載されます。
近年はショート動画の流行に伴って、ショート動画にも広告を掲載することも可能です。大動画時代が継続している2024年も、動画広告の効果は非常に期待でき、いっきに認知拡大を図れます。
ただしユーザーは見たい動画を見ている途中に広告を見せられるので、広告をクリックしにくくCVにはつながりにくいです。また広告用の動画作成が必要なため、準備まで時間がかかることも多いです。
スマートアシストキャンペーン
広告運用のことはよくわからないが、ひとまず着手したい方におすすめなのがスマートアシストキャンペーンです。
このキャンペーンは広告運用をGoogleの機械学習に任せます。
Google広告の中では、広告配信まで準備工程が最小限なため、出稿までわずか数十分です。
広告運用の知識がなくても手軽にはじめられる半面、キーワードの設定や配信する場所を選択できないので、広告運用のスキルも上げていきたい方には不向きかもしれません。
デマンドジェネレーションキャンペーン
旧ファインドキャンペーンであり、2023年からデマンドジェネレーションキャンペーンとして新たにローンチされました。
YouTube(YouTubeショート含む)やGmail、Discoverで配信ができます。
Feedと呼ばれる画像付きの広告だけでなく、カルーセルの出稿も可能です。またユーザーのGoogleサービスへのログイン情報を利用し、ニーズのあるユーザーへのターゲティングも可能です。
「クリック数の最大化」の入札戦略を設定でき、認知拡大が期待できます。
アプリキャンペーン
モバイルアプリに特化しており、アプリ内での行動を促して売上を増やしたり、アプリの新規ユーザー獲得をねらえるのがアプリキャンペーンです。
Google検索やGoogle Playでアプリ関連のキーワードが検索されると、上位に表示されるようになります。
広告文と入札単価などのアセットを設定するだけで、運用はGoogleに任せられるため、負担が少ないです。
ただし詳細データの取得ができないため、アプリキャンペーンの効果を分析するには、計測アプリが必要です。またiOSアプリには不向きなのはデメリット。
P-MAXキャンペーン
2021年から利用できるようになった広告がP-MAXキャンペーンです。
Google広告すべての広告枠に配信できるのが最大の特徴です。
CV目標や予算、アセットを設定するだけで、あとは機械学習によって自動で広告運用がされます。
キーワードなど細かい広告の設定をしなくてもよいので、広告運用の負担があまりかかりません。
広告準備や運用よりも商品やサービスに注力したいなどの方にはおすすめです。ただし手動で操作できる範囲が狭い分、分析できる詳細なデータを取得できません。
Google広告の種類を選ぶポイント
Google広告には8種類ありますが、自社にあった広告種類を選ぶことが重要です。
選定のポイントをおさえて、各種類が自社ビジネスにマッチするか確認しましょう。
選定ポイントは次の3つです。
- 目的に合わせる
- リソースに応じる
- キャンペーンは組み合わせる
それぞれ解説します。
目的に合わせる
広告の目的に応じて、Google広告の異なる種類を選択することが重要です。
そのため広告出稿を考える際、最も重要なのは「広告でどうしたいか」を明確にしておくことです。
たとえば、コンバージョンが狙いたいのであれば購入や問い合わせなどの即時のアクションを促せる検索キャンペーンやショッピングキャンペーンが適しています。
ブランド化や認知拡大が目的であれば、ディスプレイキャンペーンや動画キャンペーンが適しています。
リソースに応じる
予算や自分・自社のスキルなど、リソースによって選べる広告種類が変わってきます。
たとえば、画像や動画などクリエイティブの作成に時間やお金をかけられなかったり、作成できる人材がいなければ動画キャンペーンやディスプレイキャンペーンは選択肢から外れてきます。
こういった例では検索キャンペーンが適しています。
キャンペーンは組み合わせる
複数の広告形式を組み合わせることで、広告の効果を最大化できます。
たとえば、「検索キャンペーンで即時のコンバージョンを狙いつつ、ディスプレイキャンペーンでブランド認知度を高め、広範囲にリーチする」といった組み合わせが考えられますす。
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本記事では8種類のGoogle広告について網羅的に解説してきました。Google広告をうまく運用することで、集客力を上げたり商品・サービスの認知をいっきに拡大できたりするため、売上が伸びるかもしれません。
ただしGoogle広告の運用は、それなりのマーケティング技術が必要で、やみくもに広告をうっても失敗に終わるケースが多いです。
はじめてGoogle広告に挑戦したいなら、Webマーケティングのプロに業務委託するのも有効な手段です。広告運用に不安があるなら、はじめからプロに任せた方が、売上UPの見込みが高いうえ、社内リソースを商品やサービスの向上に割けます。
JOB DESIGNはプロのWebマーケターと企業をつなぐマッチングサービスです。
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