初心者向け!自分でできるリスティング広告のはじめ方
マーケ・広告
リスティング広告はビジネスチャンスを広げる強力なツールです。
しかしWebに慣れていない人はリスティング広告を難しそうに感じる人も多くいます。
- リスティング広告の設定から運用まで自分でできるか心配
- 運用代行会社に任せてしまった方がいいか判断が難しい・・・
- 自分でリスティング広告運用をしたいけど、はじめ方がわからない
といった声も多いです。
そこで本記事では、リスティング広告を自分で行う準備段階から運用開始まで、初心者でもわかりやすく解説します。
リスティング広告運用のノウハウを得て最終的にインハウス(自社・自分で運用)する効率的な方法も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
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リスティング広告を自分で行うための準備
リスティング広告運用をはじめる前の準備段階として、用意もしくは考えておく必要がある5点を紹介します。
- ペルソナ設定
- コンバージョンの決定
- LPなどの準備
- 予算
- アカウント取得
まずは、これらを準備しましょう。それぞれ解説します。
ペルソナ設定
ペルソナとは「仮面」という意味であり、ビジネス場面では想定顧客を指します。
自社・自分の商品はどういった顧客に対して訴求していくのか、ターゲットとする顧客イメージを具体的に固めておきましょう。
実際にリスティング広告のターゲティング設定場面でこのペルソナ設定を活用します。
- 性別
- 年齢
- 地域
- 職業
- 家族構成
- 趣味
- 具体的な悩み
などをまとめておきましょう。
コンバージョンの決定
Web広告を通して、最終的にユーザーに何をしてほしいか、そのゴール=「コンバージョン」を明確にしておきましょう。
- 商品を買ってほしい
- 問い合わせをしてほしい
- 会員登録をしてほしい
- 電話をかけてほしい
- 予約をしてほしい
リスティング広告は、決めたコンバージョンタグをもとに効果測定をしていきます。
LPなどの準備
ランディングページ(LP)は、ユーザーに対して商品やサービスの訴求をする1枚もののWebページのことです。
商品・サービスの購買を促したい場合は、LPを用いるケースが一般的でしょう。
既存の自社Webサイト(HP)やSNSアカウントでもOKです。
予算
広告運用にはお金がかかります。
おおよそどれくらいの費用が発生するかについては、こちらの記事を参考にしてください。
Google広告の費用目安は?低予算で成果をあげるコツまで解説!
リスティング広告の相場としては月20万円〜50万円ほどですが、Google広告は1000円〜はじめることが可能です。
アカウント取得
最後はアカウント取得です。
リスティング広告はYahoo!やGoogleで行いますが、今回はユーザー数が多いGoogleで解説します。
準備段階としては、Googleアカウントを取得しておけばOKです。
リスティング広告を自分ではじめる方法
準備が整ったら、用意したアカウントを使って実際に広告運用をはじめましょう。
それぞれの手順について解説します。
Google 広告登録
Google広告のページから右上の「今すぐ開始」をクリック。
「いくつかの簡単なステップで最初のキャンペーンを作成しましょう」と表示が出るので、「最初のキャンペーンを作成」から進めていきます。
こちらの画面では、ご自身のビジネスの名前を入れていきます。
「広告をクリックすると表示されるページのURLです」には「ウェブサイト」にチェックを入れて、表示サイトのURLを入れます。
商品やサービスのLPなどが入るでしょう。
キャンペーンの目標設定画面になります。
LPから商品やサービスの購入をしいて欲しい場合は「購入」を選択すればOKです。
認知拡大のために、特定のSNSアカウントにアクセスして欲しいといった場合は「ページビュー」や「ブランドの認知度」を選択していきます。
キーワードの設定画面になるので、宣伝する商品またはサービスおよび検索キーワードを入力していきます。
「その他の設定」から地域などの設定が可能です。
店舗型のビジネスの場合は地域の設定が重要になるので、確実に設定しておきましょう。
広告作成
次は広告を作成していくフェーズに入ります。
30字以内の広告見出しを作成していきます。少なくとも3つは広告見出しの設定が必要です。
説明文は2つ以上の設定が必要です。
入札戦略設定
次は入札戦略の設定画面になります。
「コンバージョン」を設定する場合は、何をもってコンバージョンとするかを設定していく必要があります。
しかしはじめてであれば、まずはLPやSNSアカウントに人を集めるということで、「クリック数」としておいてOKです。
金額設定
次は1日の平均予算の設定画面になります。
Googleからの推奨値を確認できますが、予算が決まっているのであれば、「カスタム予算の設定」から1日の予算上限を決めましょう。
はじめてであれば、1日3000円〜5000円に設定して(月予算10万円と仮定)、期間も20日〜30日で、リスティング広告がうまくいくかどうかを見てみるのがよいでしょう。
最後はクレジットカードなどの支払い情報を入力すれば完了です。
これでリスティング広告を出稿できます。
分析・改善
ここまでキャンペーンの設定ができれば、あとは日々Google広告の管理画面からリスティング広告の状況をデータから分析して改善を繰り返すフェーズです。
リスティング広告初心者にとっては、この分析と改善のハードルが高いため、最初は慣れた人からアドバイスをもらえるとよいです。
自分でやるか運用代行会社に任せるか
はじめてリスティング広告に挑戦する場合は、このまま自分で運用を進めていくか、プロである運用代行会社に任せるか悩む方も多いです。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、納得のいく選択ができるようにしましょう。
なお、本記事では運用のスタートはプロであるWebマーケターに「業務委託」という形で依頼し、最終的にはインハウス(自社での運用)することを、コストと柔軟性の点からおすすめしています。
その点についても解説します。
運用代行会社
運用代行会社は豊富な経験と専門知識を持っています。
最新のトレンドやテクニックを活用した効果的な運用が期待できるでしょう。
また自社の時間と労力を他の重要な業務に回せます。
一方で、運用代行費用は意外と高いです。長期的な契約が必要な場合もあり、広告運用の十分な予算が必要です。
また運用代行会社に依存することで、自分自身の広告運用スキルが向上せず、依存状態になってしまうこともあります。
それでも運用代行会社を検討したい場合は、こちらにおすすめをまとめています。
自分でやる
自分で行う場合は、運用代行会社に依頼する費用を節約できるため、広告費用をすべてキャンペーンに充てられます。
運用スキルも蓄積していくので、今後も外部を頼って余計なコストをかける必要がありません。
また広告キャンペーンの設定・変更・最適化を自分のペースで行え、パフォーマンスを直接確認してリアルタイムで改善できるでしょう。
一方で、広告の設定や最適化には多くの時間と労力が必要で、継続的な学習と改善が求められます。
初心者にとっては、効果的な広告文の作成やターゲティングの設定などが難しい場合があります。
時間とお金という十分なリソースを割けない場合、効果的な運用は難しいでしょう。
【おすすめ】業務委託からインハウスへ
運用代行会社に依頼する場合はコストの問題やノウハウの問題があり、自分でやるにしてもスキル溜まるまでは結果に結びつかないこともあります。
そこでおすすめなのは、運用当初は業務委託契約でプロのWebマーケターに依頼をし、ノウハウを教えてもらいながらインハウスを目指すという方法です。
この方法であれば、運用当初はプロの手で効率的な運用ができつつ自社・自分にもスキルが溜まり、かつコストも最小限におさえられます。
業務委託契約なので、月契約にするなど契約形態にも柔軟です。
JOB DESIGNはプロのWebマーケターを紹介するマッチングサービスです。人材がアサインされるまでは無料なので、Web広告でお悩みの方はご相談をしてみてください。