【リスティング広告】メリット・デメリットを初心者向けに徹底解説
マーケ・広告
Web広告といえば、「リスティング広告」をイメージする人も多く、まずはじめに手をつけたい広告形態ではないでしょうか。
リスティング広告の成果を最大限にするには、メリット・デメリットを踏まえて、自社の商品やサービスに適しているかを見極めることが大切です。
そこで今回はリスティング広告のメリット・デメリットについて初心者向けにわかりやすく解説していきます。
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リスティング広告とは
リスティング広告は検索結果画面の上部に記載されるテキストベースの広告です。
Google広告では検索キャンペーンといった表記がされています。
Web広告はリスティング広告以外にもさまざまあり、興味がある方はこちらの記事も参考にしてみてください。
【2024年版】Google広告全8種類の概要やメリット・デメリットを解説!
リスティング広告のメリット
他のWebマーケティング施策と比較してさまざまなメリットのあるリスティング広告ですが、ここでは次の5つに絞って紹介します。
- 顕在ニーズのあるユーザーをターゲットにできる
- SEOに左右されず上位表示
- テキストのみで準備ができる
- 即効性がある
- 少額からはじめられる
それぞれ解説していきます。
顕在ニーズのあるユーザーをターゲットにできる
リスティング広告の最大のメリットは、キーワードを検索している人にだけ広告を見せられる点です。
たとえば「東京 フレンチ」というキーワードは、東京でフレンチレストランのよいお店を見つけたい人が検索する可能性が高いキーワードです。
すでにフランス料理のニーズがあるため、予約から来店につなげやすいターゲット層です。
このように、検索窓にすでにキーワードを入力したユーザーは、顕在ニーズをもっているため、クリックされやすく、訴求がうまくいけばそのままコンバージョンにつながりやすいです。
SEOに左右されず上位表示
リスティング広告はSEOのことを考えなくても上位に広告が表示されます。
SEOとはSearch Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略であり、Googleなどブラウザの検索結果画面で上位に表示させるための技術の総称です。
SEOも基本はねらうキーワードを設定して、そのキーワードに沿った記事を書いて上位表示をねらっていきます。
上位表示されればされるほど、ユーザー集めやすくサービスや商品を訴求しやすい半面、上位表示されるためには長期にわたっての対策と、深い専門知識が必要です。
SEOでの上位表示は無料ですが、コンテンツの質が高くなければならないうえに、アルゴリズムのアップデートで順位変動も激しいです。
そういったSEOを無視して、検索上位に広告をおけるのは大きなメリットといえるでしょう。
テキストのみで準備ができる
リスティング広告は必要な準備が少ないため、短期間で出稿できます。準備するものは次の5つです。
準備物 | 備考「 |
広告アカウント | 例:Google広告アカウント(無料で作成可) |
キーワード | 広告を配信したいキーワード(複数設定可能) |
広告文 | タイトル(15文字)と説明文(45文字) |
LP | リスティング広告から流入するランディングページのLP |
入札単価設定 | クレジットカードを登録して、入札単価を設定 |
広告審査が通過すれば最短即日で配信できます。Google広告の場合は1営業日以内に審査が完了します。
即効性がある
審査通過後はすぐに検索結果画面の上部に広告が配信されるため、早ければ1日目にして成果がでます。
上述したSEOではどれほど早くても施策を打ってから1か月〜3か月はかかります。
0からサイトを立ち上げるとなると1年以上はざらです。
効果が上がるまでの時間をお金で解決できるといった考え方もできますね。
少額から始められる
リスティング広告が個人事業主や小規模事業者にも取り組みやすい理由は、1万円や数千円といった超少額からでもはじめられるからです。
最初は少額でテストマーケティングして、売れるようであれば広告費の予算をあげて本格的に投資をしていくような戦略もとりやすいです。
リスティング広告のデメリット
メリットの多いリスティング広告ですが、当然デメリットもあります。
次の5点を確認して、これからのWebマーケティング施策にリスティング広告が本当にあっているかどうかを検討してみましょう。
- 認知拡大にはつながりにくい
- 検索ボリュームによって成果が頭打ちする
- ある程度の専門性が必要
- クリック単価が高騰することがある
それぞれについて解説します。
認知拡大にはつながりにくい
メリットでもあげたように、リスティング広告は特定のキーワードで検索行為を行ったユーザーに絞って配信するため、SNS広告やディスプレイ広告のように潜在ニーズをもつユーザーにはリーチできません。
商品やサービスの認知拡大をねらうのであれば、リスティング広告は不向きといえるでしょう。
検索ボリュームによって成果が頭打ちする
設定する各キーワードには「検索ボリューム」といって、月間に何回該当キーワードが検索されるかの指標があります。
成果の上限は、この検索ボリュームによって大きく左右され、たとえば検索ボリュームが1000のキーワードであれば、1000回の表示が見込め、クリック率が20%なら月200回広告をユーザーに訴求できる計算になります。
キーワードの検索ボリュームはGoogleキーワードプランナーなどを使って調べられます。
ある程度の専門性が必要
比較的手軽に始められるWebマーケティング戦略である半面、リスティング広告で成功するにはある程度Webについての知識が必要です。
具体的には、どのようなキーワードを選定して出稿するのかがカギになります。選んだキーワードで次のような要素が決定してしまいます。
- ユーザーの購買意欲
- 集客力
- クリック単価
Googleキーワードプランナーなどのデータを参考に、目的にあわせて適切なキーワードを選ぶ必要があり、それには知識と経験が必要です。
はじめての場合は、Webマーケティングに詳しい人材にレクチャーしてもらったり、慣れるまでキーワード選定を任せてみるのも有効な手段です。
クリック単価が高騰することがある
リスティング広告はクリック課金方式(CPC)です。課金形式について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
Google広告の費用目安は?低予算で成果をあげるコツまで解説!
クリック単価についてはキーワードによって決まっており、数十円〜数千円、数万円まで高騰することもあります。
クリック単価が高すぎるキーワードで出稿する場合は、費用対効果が割にあわなくなってくる可能性が高いです。
リスティング広告を出稿したいならJOBDESIGN
本記事では、リスティング広告のメリット・デメリットについて解説してきました。
リスティング広告は、即効性やすでに顕在ニーズのあるユーザーに訴求できるなどメリットが多いですが、成果をあげるためにはある程度の専門性が求められ、初心者がやみくもに挑戦するのは費用倒れのリスクを背負うことになります。
Web広告の得意なWebマーケターを味方にできれば、リスティング広告のノウハウを手に入れながら効率的に成果をあげられます。
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