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【リスティング広告】キーワード選定の4StepをWebマーケティングのプロが初心者に解説!

マーケ・広告

リスティング広告では設定するキーワードが広告効果を発揮するうえで非常に重要です。

キーワード選定次第で、広告費やどのユーザーに対して広告を出すのかが決定します。

正しくキーワード選定ができないと、商品やサービスの見込みがないユーザーに対して広告費を出し続けることになってしまいます。

しかしWeb広告がはじめての方や、リスティング広告の経験が少ないと、

  • キーワード選定のやり方がわからない
  • 適当に思いついたキーワードを設定してもいいのか
  • 効果的なキーワードの探し方を知りたい

といった悩みをもつことも多いでしょう。

そこで本記事では、リスティング広告において効果的なキーワード選定の行い方を初心者にもわかりやすく、Webマーケティングのプロが解説していきます。

今日からさっそく正しい手順でキーワード選定ができるようになりますよ。



キーワード選定の前におさえるポイント

まず具体的なキーワード選定の手順の前に、大前提としておさえておくべきポイントがあります。

いきなり選定をするのではなく、事前確認・準備を経てから行うようにしましょう。

ポイントは次の3つです。

  • リスティング広告の目的を確認しておく
  • クリック単価(CPC)の相場を理解しておく
  • キーワード選定に絶対的な正解はないことを理解しておく

それぞれについて解説していきます。

リスティング広告の目的を確認しておく

認知拡大か購入の促進なのか、まずはリスティング広告を配信するの目的を考えましょう。

目的が明確でないと、適切なキーワード選定ができず、広告効果が低下する恐れがあります。

商品・サービスの認知拡大であれば、リスティング広告でもディスプレイ型広告の方を選択する考えもあります。

リスティング広告の種類についてはこちらの記事でも解説しています。

【初心者向け】リスティング広告の種類比較|広告タイプを選ぶポイントを解説!

キーワードの設定が必要な検索連動型広告は、ユーザーからのダイレクトレスポンスをねらい、基本的には売上につなげる目的です。

「購入をしてもらう」ということが目的になっているかは確認しておきましょう。

クリック単価(CPC)の相場を理解しておく

最後はクリック単価(CPC)の相場を理解することです。

クリック単価などWeb広告の課金方式について、詳しく知らない方はこちらで解説していますよ。

Google広告の費用目安は?低予算で成果をあげるコツまで解説!

リスティング広告は設定するキーワードによって、クリック単価が異なるため、必要な予算も変わってきます。

基本的には、CPCが高いほど競合が強く、売上にもつながりやすいキーワードです。

CPCの相場を理解することで、予算内で確実なキーワード選定ができます。

高いCPCのキーワードを無計画に選定すると、予算を早期に消耗してしまう可能性がありますからね。

CPCについては後ほど紹介するツールでかんたんに確認できます。

キーワード選定に絶対的な正解はないことを理解しておく

キーワード選定に絶対的な正解が存在しないこともしっかり理解しておきましょう。

今回お伝えするキーワード選定はひとつの有効な方法ではありますが、キーワード選定に模範解答は存在しません

大切なのは運用をしながら分析をして、調整をかけていくことを前提においておくことです。

いきなり100点のキーワードで運用開始をすることはほぼ不可能なので、今回紹介する手順をもとにざっくり選定できればOKです。

あとは運用しながら改善を繰り返していきましょう。

市場の動向や競合の状況、ユーザーの検索意図は常に変化します。

そのため、ある時点で効果的だったキーワードが、別の時点では効果を発揮しない可能性もあります。

絶えず変わりゆく環境に対応するためには、キーワード選定を柔軟に見直す姿勢が必要です。

リスティング広告のキーワード選定手順

それでは、リスティング広告のキーワード選定について、次の4つのステップで進んでいきましょう。

  1. 軸キーワード調査
  2. サブキーワード調査
  3. キーワード選定
  4. マッチタイプの設定

軸キーワードとサブキーワードの洗い出しは、無料で使えるツールを活用すると、初心者でもかんたんかつスピーディーに行えるので安心してください。

それぞれのステップについて解説していきます。

軸キーワード調査

軸キーワードは検索窓で検索する際に中心になるキーワードです。

基本的には扱う商品やサービスを一語で表すフレーズになることが多いです。

自社の展開しているサービスを表すキーワードを思いつくだけあげてみましょう。

たとえば旅行関係のサービスを知りたいときにユーザーは「国内旅行 〇〇」「海外旅行 〇〇」のようなキーワードを入力することが想定されますよね。

この「国内旅行」や「海外旅行」が軸キーワードに該当します。

他にも、教育関係のサービスであれば「オンライン英会話 〇〇」の「オンライン英会話」は軸キーワードです。

またすでにLPからコンバージョンがある場合は、どのキーワードからユーザーが流入してコンバージョンに至ったかを調査することで有効な軸キーワードを知ることができます。

に自社サイトのURLを入れることで、流入キーワードを調査できるので、軸キーワードを探し出す参考になります。

軸キーワードはなるべくたくさん見つけておき、あとから精査してく流れがよいです。

サブキーワード調査

サブキーワードは、軸キーワードに掛け合わせるキーワードです。

たとえば先ほどの教育関連であれば「オンライン英会話 おすすめ」「オンライン英会話 子供」の「おすすめ」や「子供」にあたるキーワードです。

サブキーワードを自社サービス・商品にあったものに絞ることによってクリック単価や競合性は低くなっていきます。

サブキーワードもGoogleキーワードプランナー、UberSuggetを活用することでかんたんに洗い出しができます。

UberSuggestの場合はブランクに軸キーワードを入力し、サイドレールから「キーワード候補」をクリック

このように軸キーワードと組み合わせられるサブキーワードが確認できます。

またサブキーワードはサジェスト一覧を参考にすることも可能です。たとえばGoogleだと、サジェスト欄は検索画面の下部に表示されますね。

軸キーワードとサブキーワードの組み合わせで、自社サービスと相性がよさそうなものをなるべくたくさんピックアップしていき、エクセルやスプレッドシートが管理できるようにしましょう。

キーワード選定

ここからはピックアップした軸キーワード×サブキーワードの組み合わせから、実際にリスティング広告で設定するキーワードを選んでいく作業です。

選定のポイントは下記の2つです。

  • 検索ボリューム
  • コンバージョンに近いキーワード

ただしどちらのポイントについても正解はないので、上記項目の視点をもち、実際の運用を分析しながら、最適解を探していくイメージがよいでしょう。

検索ボリューム

そもそも設定するキーワードがユーザーに検索されているのが大前提です。

つまり設定するキーワードが、どの程度ユーザーから検索されているか(検索ボリューム)を確認しておくことが大切です。

ユーザーが該当キーワードを何回検索しているかは月間ボリュームで確認できます。

Googleキーワードプランナーでは課金していない状態だと1000・1万・10万などざっくりとしか確認できませんが、UberSuggestであればある程度正確な値を把握できます。

ここのボリュームが少なすぎると、そもそもリーチしてくるユーザーがいません

逆に高すぎるとリーチされる数は多くなりますが、競合性が高くなりクリック単価が高騰したり、ターゲットユーザー以外のリーチも増えるため、本来のターゲットにアプローチできる率が下がったりします。

コンバージョンに近いキーワードか

キーワードにはコンバージョンに近いものとそうでないものとがあります。

コンバージョンに近いキーワードを設定しておくことで、よりニーズの高いユーザーが集まるので広告の費用対効果は高まります。

たとえば「オンライン英会話体験」と「オンライン英会話フレーズ」ですが、どちらも月間検索ボリュームは260ですが、CPC(クリック単価)は大きく異なります。

これは「オンライン英会話体験」の方が、サービスのコンバージョンにより近いためです。

「オンライン英会話体験」と検索しているユーザーはオンライン英会話を体験できるところを探しているため、「無料体験」などの訴求をすることでコンバージョンを促しやすいでしょう。

一方で、「オンライン英会話フレーズ」では、ユーザーはオンライン英会話で活用できるフレーズを探しているため、すでにサービスを利用している可能性が高いです。

このキーワードで広告を配信していても、クリックしたユーザーの購入はあまり期待できません。

このように、設定するキーワードがどれくらいコンバージョンに近いかも意識しながらキーワードを決められると、広告費がムダになるリスクをおさえられます。

マッチタイプの設定

最後に、マッチタイプを適切に設定をしておくことで、設定したキーワードの表示範囲を調整できます。

たとえば「オンライン英会話 おすすめ」というキーワードを登録すると、実は「オンライン英会話 おすすめ 初心者」などと関連が強い別のキーワードでも表示される可能性があります。

マッチタイプを設定しておくことで、この広がり具合を調整可能です。

マッチタイプは3種類あり、たとえば「オンライン英会話 おすすめ」を例にすると下記の表のようになります。

マッチタイプ役割具体例
完全一致・設定キーワードと同じ、もしくはほぼ同じ意味をもつキーワードでのみ広告表示
・ねらったキーワードでのみ表示させられるクリック単価が上がりやすい
・オンライン英会話おすすめ
・おすすめ オンライン英会話
フレーズ一致・設定キーワードが含まれていれば、その他にキーワードが付け足されていても広告表示
・完全一致よりもねらえるユーザー層が広い
・オンライン英会話 おすすめ 初心者
・オンライン英会話 社会人 おすすめ
部分一致・設定キーワードと関連性がある検索キーワードでも広告表示
・ビジネスチャンスが広がって機会損失しにくい
・意図しないねらったキーワード以外でも表示される可能性がある
・オンライン英会話 比較
・オンライン英会話 ランキング

いろいろ試しながら分析を通して、費用対効果のよさそうなマッチタイプを選択しましょう。

リスティング広告の運用ならJOB DESIGNで業務委託が効率◎

本記事ではリスティング広告で最も重要といえるキーワード選定について解説してきました。

キーワード選定は今回紹介したような正しい手順をふんでいけば、初心者でもある程度の選定が可能です。

しかし本当にうまくいくのか心配ですよね。

またなるべくコストをかけずに、ノウハウを取り入れてインハウスできると嬉しいですよね。

そんな方におすすめなのが、はじめのうちはリスティング広告の運用を業務委託して、プロからしっかりとレクチャーを受けながら、運用もお願いするといった方法です。

JOB DESIGNはプロのWebマーケターに特化したマッチングサービスです。

人材がアサインされるまでは無料で、IT・マーケティング企業の経営陣が貴社へ丁寧にヒアリングを行ったうえで最適人材を判断してご紹介します。

コストや期間については委託先のマーケターと柔軟に調整ができます。

人材がアサインされるまでは無料なので、Web広告でお悩みの方はご相談をしてみてください。

リスティング広告は設定するキーワードが広告効果を発揮するうえで非常に重要です。正しくキーワード選定ができないと、商品やサービスの見込みがないユーザーに対して広告費を出し続けることになってしまいます。本記事では、リスティング広告での効果的なキーワード選定を初心者にもわかりやすく解説していきます。

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